今まで当然結婚するものと思い込んでいた私だったが、そのシスターの生き方、生涯を神様に賭ける生き方に徐々にひかれていくのを感じた。両親の猛反対の中、授洗し、シスター達の経営する施設に就職した。そうこうしている内に、シスターからお声をかけていただき入会となった。

 何年か後、初誓願宣立の知らせの電話を両親にかけた時、母が「そこで、がんばりなさい。」と言ってくれたことばがとても嬉しかった。 
 いま、神さまが私をこの道に呼んでくださったことを心から感謝しています。
 『愛』って何? それは、聖書に記してある愛のことだとわかり、小学生の頃通った日曜学校での楽しかった体験を思い出した。「教会に行こう!!」そう思い、すぐ教会の門をたたき、シスターから公教要理を教えていただくことになった。
 いつの間にか20歳が過ぎ去り、再びその問いに心が支配された。今度は自分なりの答えをはっきり出したいと本を読みあさった。そしてある日、「人は、愛のために生きる。」ということばに出会った。

 それから、大阪に引越し、思春期に入り、生きていくことが難しくなっていた私は、「なぜ、人は生きるのか・・・」「人は何のために生きるの・・・」という問いに答えを見出せないでいた。

 そこでは、いつもあふれるばかりの笑顔で子供たち一人ひとりを迎え、「よく来たね!」と喜んでくださっていた。私はここでは、私のすべてをそのまま受け入れていただいていると実感していた。

 その当時では珍しいことだったが外国の宣教師がおられて、美しいカード(御絵)をくださり、それがとても嬉しくて宝物のように大切にした。また、ピクニックやお食事会もあり、とにかく楽しかった。
 私は、石川県で生まれ浄土真宗の家で育った。小学2年生の頃、母がたいへん親しくしていたクリスチャンの方のお誘いで、日曜日に兄と2人でその方の家に行くことになった。
Sr.細川美千代
「人は何のために生きるの ・・・・」