Sr.入川由紀子

結論として主に賭けることを決心し、195651日援助マリア修道会に入会を許されて、現在聖母マリアと共に55年目、主の道をよろこびと平和、希望、感謝をもってあゆんでいる。

 また、はじめての夜の聖体礼拝は、私にとって信仰の大きな助けとなり、神秘な時を過ごしたことは今も忘れることはできない。

三ケ月滞在しているうちに修練長様が、「黙想しますか」と言われたので、何もわからずに「はい」と返事をし、指導していただき、やっと神さまの呼びかけを聴くことができた。「マルタはマリアに言った。主があなたを呼んでおられる。」と。

 ところが兄の転勤で静岡に移ることになり京都の生活とお別れすることになった。

 まもなく風の便りにより母方の親戚の女性が福山の修道院にいると聞いて、心ははやり、早速行って見ようという気になって、援助マリア会の門をはじめてくぐった。

 丘にそびえる大きな暁の星学院、スラリとした姿の美しいフランス人のシスターとの出会い、流陽な日本語に驚き、何もかも珍しい事ばかりだった。

 故古屋京都教区司教から堅信を受け、レジオ・マリエやガールスカウトで活躍し、京大合唱団の女声部フラウエンコールに入り、好きな合唱で青春を満喫していたのである。

「どうしたらシスターになれるのかしら」

京都西陣カトリック教会で195345日に受洗して二年目に私はそう思っていた。

「主があなたを呼んでおられる」