マリ・テレーズ・ド・スビランにとって、聖イグナチオの霊性こそは、援助マリ

ア会の霊性に最も適したものと思われました。本会の生命が養われ、刷新さ

れるのは、常にこの泉においてです。私たちは「活動における観想」を生きる

使徒として、今の時代の必要性を見分ける識別力を身に付け、柔軟性を持っ

て神の招きに応えていくことを求めています。時のしるしを読み取り、新しい

状況が必要としていることに、特別な配慮を持って道を開き、完成し、あるい

は変更すること、これは創立当初からの本会の特徴です。

★援助マリア会の使徒的働きの特徴
★礼拝者であり、援助者であるマリアに倣って、
★キリストを中心とする聖体(ユーカリスチア)を生き、
 ★イグナチオの霊性を源泉にし、

  創立者は、私たちに、そのマリアの姿を心に刻むようにと次の誓いを残しました。

   ・ 私たちは修道名にみなマリアの名をいただくこと。

   ・  これから創設されるすべての修道院の聖堂に聖母の像を安置すること。 

   ・  聖母をこの小さな修道会の長上として仰ぐこと。


 聖体の光のもとに、私たちの使徒的生活の輪郭が、はっきり浮かび上がってくるのを見

 ました。したがって、愛のかまどから生まれた私たちの使徒的生活は、この同じかまど

 から、その発展と実りをもたらす力をくみ取るのです。

        (創立者の原稿についてのメール・マリ・アンジェルの手紙・1903.12.25
私たちは、世界各地の共同体に派遣され、それぞれの地域と時代に適応しながら

社会の動きの中に神の呼びかけを聴き、応えていくことを求めています。

宣教の様式は異なっていても、私たちの追及する共通の目的は、人びとの人間

的、霊的成長を助けることです。

特に、人々の信仰の目覚めと育成、貧しく弱い立場の人々との連帯を目指しています。

 本会は草分けの労苦を自分の分け前として認め、その実りが見えた時は身を引

 いて、新しい草分けに貢献する心構えで生きる。

 これによって私たちは、もっと自由に他の修道会や一般信徒の会に協力し、

 彼らに依頼されるすべての奉仕を喜んで行い、必要がなくなったら断られるの

 を当然と考える。              (会憲)

活動の特徴として、

  社会と教会のあらゆる必要に応じ、あらゆる時、あらゆる場所に適合し、他の人

々が選り残したものをも引き受け、教会の承認があるならば、どんな事業、どんな

手段も、あらかじめ排除しない。私たちを導く人々が必要と認め、しかも、私たち

の有する手段で行い得る善であるならば、神のみ手に用いやすい素直な道具として

身をゆだねることを喜びとするのです。


私たちの生活様式は、主の隠れたご生活を力の及ぶ限り模倣するために、より謙遜で、ありふれた

生活の外見の陰に隠れた、神のみ前にのみ偉大な聖徳を望むことを求めるものです。


そして、この自己の聖性の追及には、主との深い一致のうちに、償いと贖いとの特別な意向をもっ

てあたります。

援助マリア会の名は、会の目的、精神、その事業をよく表しています。私たち

は、イエズスを観想し礼拝するマリア、小さく貧しい人々に仕える援助者であ

るマリアにならい、生命を育むため、人びとの人間的・霊的成長を助けるため

に赴くことを目的とします。

そして、お告げのとき、マリアが神のみ前で、信頼に満ちて答えられた「私は

主の使い女です。仰せのとおりになりますように」をモットーに、一日を始めます。

私たちの召し出しは、根本的に聖体的です。聖体を祝い、観想し、聖体を生き

ることによってこそ、イエス・キリストを告げ知らせるための力が新たにされます

 
宣教の中心にある聖体礼拝において、キリストの祈りは私たちの祈り

になります。それは、福音宣教の泉であり、頂点です。

        援助マリア会の創立を鼓吹した考えは、
     苦しみと献身によって救いのために働かれる主と一致し、
     世のあがないをしたいという強い望みでした。

    そのために、特徴として、
 
      ★イグナチオの霊性を源泉にし、
        ★キリストを中心とする聖体を生き、
          ★礼拝者であり、援助者であるマリアに倣って、

    神の栄光と、人々の救いのために、
        奉仕することを目的としています。

援助マリア会の霊性と
     使徒的活動の特徴