カステルノダリー

 今年の3月から終生誓願の準備のために長府修道院で過ごしています。
それ以前、4月から6月にかけてフランスで行われた国際第3修練に参加
してきました。いろいろな研修や体験があり、どれもすばらしいものでし
た。その中で私は、私たちの会の創立者マリー・テレーズ・ド・スビラン
の生まれたカステルノダリの地で過ごしたことについて分かち合いたいと
思います。

 カステルノダリは、南フランスにある小さな町です。修道院の窓から、
雪をかぶったピレネー山脈を見ることができました。

この修道院はマリー・テレーズが生まれ育った家なので彼女とともに過ごしているように感じることができました。修道院の古い階段の手すりに触れると彼女とつながっているような気がしました。また、教会までの石畳の道を歩くと、彼女が毎朝ごミサにあずかるために心を躍らせながら足早に教会へと向かう心に触れるようでした。日常の何気ない中に静かにそこにある彼女の心に触れることによって、彼女を通してはじめられた神様の御手の業が、150年以上もの時を多くのシスター方を通して続けられ、フランスだけではなく9か国にも広がっているというその不思議さとすばらしさに心を打たれました。

 日々の生活を通して私には気づくことができなくても神様は確かに働いてくださっている。できれば一瞬一瞬のそのすばらしさを味わいたいけれど、なかなかそうはいきません。

それでも、次の瞬間、明日、1週間後、1か月後、1年後、5年後・・・そして天国で、神様の御手の業をともに喜び味わうことができるという希望を創立の地でいただいたように感じています。

 援助マリア会 森田悦子
 援助マリア会創立の地 力ステルノダリ