総長から入会の許可が下りれば、ようやく正式に教会から受け入れられ、修道者としての使命・生き方を通して福音を告げ知らせることに専念するようになります。この点は有期であろうと、終生であろうと使命も働きも同じですが、終生誓願者の証しである指輪を頂いたら、やっぱり何かが違ってきます。何とは言えないのですが、恵みによって、大きな力をもらうってことかな?

今、西宮修道院では3人の若者が第三修練期を過ごしています。大黙想会も終って恵みにあふれて輝いていますよ。

 シスターになりたいと思って、最終的な誓願に至るまでに、こんな風に約10年の年月が掛かります。これは神と共に歩む恵みの期間です。信者の男性は1度は神父の道を、女性はシスターの道を考えてみるのもいいことですよ。どちらにせよ、神様はより幸せな方に導いてくださいます。それは確かなことです。

神に感謝!アレルヤ!          援助マリア会西宮修道院 シスター環

大黙想の間に、あ、私の場合結婚だ!と思う人もいるかもしれません。その場合、いつでも自由にシスターの道を止めることが出来ます。もし、シスターの道を希望する人であれば、続けて2年目の修練をします。援助マリア会こそが私の呼ばれている道だと強く確信する時かもしれませんね。

はい、2年が終わりました。ここで、再度神様に全てを捧げようという望みがあれば、修道会の総長にお願いし、有期誓願を立てることができます。結婚に有期結婚なんてないのですが、カトリック教会は非常に慎重で、初誓願をもって終生を誓うことは出来ないことになっています。教会法で定められた期間約6年間をシスターとして過ごした後、仕上げとして最後の1年間はすべての仕事を離れ、第三の修練期を過ごします。それによって徹底的に援助マリア会の会員として生涯を捧げるかどうかを決めていきます。その結果、ここでも辞めたいと思えばいつでも辞め、自由に修道会を去ることができます。

次の段階は、ほぼ1年間シスター達と一緒に住んで修道者の生活を体験してみます。そこでは、シスターの生活を見ながら、へー、ホ−と思うでしょう。シスターの方もその若者を見ながら、へー、ほーと思うのです。そうやって、うん、入ろうと思ったら、「シスターになりたいです」という意思表示をし、許可が降りたら、いよいよシスターへの道がはじまります。

援助マリア会の場合、この修練期の期間は2年です。端的に言うと援助マリア会員になるための霊性を深めていく修行の時期ですね。修練期の1年目に30日間の大黙想というのをします。沈黙のうちに神様と触れ合う時です。これはとっても大切で、援助マリア会において神様について行きたいという気持ちをはっきり確認できますし、どんなふうについて行きたいかも知ることができるでしょう。

こういう問いを一度でも抱いたことのある人に、援助マリア会の例をもってお答えいたしましょう。

最初にシスターになりたいなぁと思ったとします。そうしたら、まずは修道会の門をたたき、シスターの説明を聞きます。理解した上で、その思いが自分だけの望みなのか、または神様が呼んでくださっているからなのかを確認するために、足かけ5日間の「選定の黙想」というものをします。その黙想では、神様のみ前で沈黙のうちに、心に起こって来る望みの動機を知ろうと努めます。

修道者ってどうしたらなれるのだろう?