だるまさんがころんだ  その3
だるまさんがころんだ  その2

だるまさんがころんだ  その1

 生徒たちが、個人研究を進めるときに持つ気づきや疑問、また、何かに閃いたりする場面に立ち会っていると、神ご自身が特別なやり方で、一人ひとりに神の知恵(SQ SpiritualQuotient)を授けておられるのを感じた。それは、神が言われた言葉、「わたしはあなたの口にわたしの言葉を入れ、わたしの手の陰であなたを覆う」(イザヤ5116)を、目の前で見せてもらうときだった。生徒たちの口に入った神の言葉と、私の中にも聞こえた神のかすかな声を合わせて、ここに紹介したいと思う。

 

T.はじめに

 4年生(高校1年生)の宗教は、旧約聖書を学びながら、
イスラエルの民の「救いの歴史」を通して、私たちの校訓の一つである「神に信頼」するとはどういうことであるかを深めている。今年度も天地創造から始まり、出エジプトまでたどり着いたところである。生徒たちは、旧約聖書の世界を旅しながら、神の思いや人々の心の動きが少しずつ分かるようになり、聖書の中の登場人物に自分を重ねてみることが多くなってきた。一人ひとりが聖書をもっと深めるために、学んだものからテーマを決めて個人研究を行っている。生徒たちの小さな気づきが、そのテーマを決める上で大きな鍵となることが多い。

だるまさんがころんだ

青 木 薫 代

高校生と読む福音書