欠点をさらしさえすれば不思議と友達は出来る。

 他人は私の美点と同時に欠点に好意を持ってくれる。

 たとえ私が無類の口下手でも、私の弱点をさらすことによって

 相手は慰められるのである。

 ――それもまた愛の一つの示し方なのだ。

 
 そしてこの弱みをさらすことの良さは、

 弱点と言うものは人に知られまいとしているからこそ

 自分も不自由だし相手も困惑するのであって、

 それを思い切ってさらしてしまったが最後、

 閉ざされていた場合に蓄えられていた不毛のエネルギーのほとんどは

 雲散無消してしまう。

欠点をさらしさえすれば