これから6回にわたって記す祈りは、

福者マリー.テレーズがその晩年、生涯をふり返り、


創立した愛する修道会から出されるという、

神からの大きな試練と苦難に対して、


限りない感謝と、信頼をうたった心の叫びです。

感 謝 ・ 信 頼 ・ 愛 の 祈 り 

主よ、私の恐れ、弱さ、みじめさにおいて、私の唯一の助け、唯一の支えであってください。私の無二の親友、いえ、

むしろ唯一の信頼であってください。神なる客よ、あなたは私のうちにお住まいになり、心の玉座についておられます

。ここはあなたの住みかです。あなたお一人で永遠に治めてください。

主よ、私の考え、望み、愛、意志が、恵みのカによっていつもまっすぐに霊魂の中心にいらっしゃるあなたに向かい、

あなたのうちに溶け込んでしまいますように。えもいえない美しさよ、苦しみにおいても、喜びにおいても、決して自

分の慰さめや満足のためではなく、ただあなたにおいて、あなたのためにのみ心を打ち明けますように。無上のいつく

しみよ。そして主よ、すべてにおいてあなただけを見い出し、あなただけを眺め、あなただけに触れ、あなただけを聞

かせてください。今もい
つも、あなたこそがすべてにおいてすべてであってください。

主よ、あなたを私の第一の泉、私の生命、私の究極の目的として絶え間なく自分のうちに探し求め、あらゆるもの

の中にあなたを眺め、あなたを見い出させてください。あなたただお一人だけを。

その5

あなたはいつも私の心の中に住んでいらっしゃいますのに、私はあまりにも

しばしば孤独感を覚えます。あなたは私のうちにあって、言い尽くしがたい

嘆きをもって絶え問なく祈っていてくださいますのに、私の精神も心も、し

ばしばあなたを未知のお方のようにあしらいます。

圭よ、あなたこそ私の霊魂の唯一の生命でいらっしゃいますのに。